西坂。まるで映画のようだと思った出来事

1991年12月24日

長崎の義父が危篤という知らせを受けて帰る時



急いで
栃木市の母教会に立ち寄ると
祈りと共に 預言

(※預言は 教会に与えられた聖霊の賜物であり 間違いを含むので 必ず吟味して 神の言葉だけを受けとる)

を受けた。


西坂の資料館に入り
 26聖人の墓のところで祈りなさい。

神があなたに言葉を下さる。



日本で初めて殉教したクリスチャン

長崎26聖人 の遺骨が納められた その場所には

神様の臨在があるというので  人々が 祈りに押し掛けるけれど、



 係りの人に注意されて すぐに 帰されてしまうという心配事項も  貰って。。


私の受洗が1990年。

義父の病気を知らされて

何度か勇気を出して伝道したけれど

まだ 義父の信仰告白を聞いていない私は



必死に 祈りながら長崎行きの飛行機に乗った。

そして 翌朝

主は 私を西坂に導いてくださった。これは 奇跡でした。



西坂の 資料館に入って記念碑がある  その場所を見つけて

3才の息子を傍に置いて 祈り、祈った。



きれいなクリスタルのような光が ガラス越しに天から降ってくるように輝いている 4畳ほどの 空間だった。

吸い寄せられるように少し段を登って

 靴を脱いで 腰をおろして祈った。



一時間もそこに 居たかもしれない。

まだ救われたばかりだった私は

神様の言葉を語られるというのが分からないので

必死になって

とうとう そこに立てられた記念碑を エリコのように回りはじめてみた。





おとなしくそばで遊んでいてくれた息子が

弾けて笑い声を上げながら記念碑 の回りを

 あろうことか26聖人の遺骨の納められている天国のような

空間を 楽しそうに走り回って遊びだした。



子供の笑い声と 母と
祈りと聖書

記念碑を見上げても それが神様がくださった言葉だとは気が付かなかった。
目が閉じていた。



もう時間がないと 区切りをつけて資料館から外に出ようとすると

出口に係りの女性がおられて 、不思議な挨拶をしてくださった。



「お祈りにいらっしゃったのですか?またいらしてくださいね。」と言って送り出してくださった。

不思議に思いながら
外に出ると 雨が降っていた。



子供が足元を汚さないように 抱き抱えて   一つ傘を差して 西坂の階段を下りて行くと

探す必要もなく タクシーの方が  私たち母子を見つけて ドアを開けて乗せてくれた。

ふつうこの道にタクシーは待っていないのだが。

私はもう イエス様の奇跡の中に 足を踏み入れていたように思う。



翌日朝に もう一度チャンスを与えられて

義父の病院に呼ばれて二人になる時間が与えられた。

その短い5分で  義父の手を握り 義父の目を追いながら

福音を信じてアーメンと言ってくださいと お願いしていた。



父が声を振り絞って アーメンと3度 言ったので、

神様に感謝の祈りをしていると

私に与えられた時間は 終わってしまった。

家族に用事を言われて 病院を出て食材を買って 家に帰った。




その日の夕方危篤だと呼ばれてタクシーに乗ると

病院までの近道だという 今まで通ったことのない抜け道を タクシーが走った。

私は既に父が天国に行くのだという 天の喜びを受けていて イエス様への 祈りに  没頭していたのだが

ふとタクシーが大きく揺れて外を見ると





昨日訪れた西坂の資料館とモニュメントを見上げるようにしてタクシーが 横道を走り抜けるところだった。

イエス様有難うございます!と

西坂のモニュメントを過ぎながら 感謝が溢れていた。





振り返って

義父の人生を私はほとんど知らなかった。

しかし義父の告別式が終わって 親しかった方々との 会席で

色々な方が 父の思い出話をして 下さった時に




義父が若い頃に  教会と特別な繋がりが出来て

伝道を受けていた事を知った。

神は愛なり

記念碑に書かれた聖書の
御言葉を

私は 折に触れて 今も

深い感動と 感謝をもって

思い巡らしている。

まるで映画のようだったと。


グレースK  筆記

Jゴスペル歌集より

「神への賛美」

賛美隊 GRACEと宝石

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ピリピ 4:4~5

4:4 いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。
4:5 あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。






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